敏感肌を救うのは運動かも?運動習慣が美肌を育てる!

運動する女性

どんなにスキンケアをしても、なかなか肌の調子が改善しない。肌が弱く、すぐにカサカサして乾燥してしまう。赤みやかゆみが出やすくなってしまうデリケートな敏感肌は、少しの刺激や変化によっても肌が反応し、悩みを深くさせてしまいます。

そんな肌にお悩みの方、運動をする習慣はありますか?実は運動には体に良い効果をもたらすだけでなく、肌にとっても嬉しい働きがあるのです。

肌質を改善させたい方は、ぜひ運動によるメリットを知っておいてください。

女性の肌には有酸素運動がおすすめ

女性ホルモンの分泌量は、年齢を重ねるほどに減少していくもの[注1]。また、ストレスや生活習慣によっても、バランスが崩れてしまうこともあります。
[注1]あなたとわたしの更年期

女性ホルモンの分泌が正常化されなければ、ターンオーバーなどに影響が出ます[注2]。月経や妊娠によって、肌が変わることを経験した方もいますよね。
[注2]女性ホルモンが皮膚のターンオーバーに及ぼす影響の検討一表皮細胞の生成・成熟・剥離過程に及ぼすエストラジオールの効果一

敏感肌にも密接にかかわるため、女性ホルモンの状態を整えておくことは、美肌のためにも大切なことです。

運動不足であれば、簡単なウォーキングやストレッチなど、体を動かすことを取り入れてみましょう。健康的な生活を送ることは、ホルモンバランスの乱れを防ぐことに繋がります。

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をすると、血流が増え、肌に栄養と酸素が行き届きやすくなります。代謝がよくなり、老廃物が除去しやすくなるでしょう。

週に1~3度ほどの運動でも構いません。無理であれば、通勤路を回り道して歩く、エレベーターを使わずに階段を使うなど、日常の中に運動を取り入れてしまうのもおすすめです。

いきなりたくさんの運動をしてしまうと、ケガの元にもなります。負荷の軽いことから始めてみてください。

筋トレが敏感肌を救う?

スクワットする女性

運動には有酸素運動のほかに、無酸素運動と呼ばれる、多くの酸素を必要としない運動もあります。この無酸素運動も、敏感肌の解消にはおすすめです。

筋トレをおこなうと、筋肉に痛みを感じることも。筋トレをおこなう習慣がない人がたまに運動をすると、次の日に筋肉痛をおこすこともありますよね。

筋肉は負荷をかけることにより、損傷をおこしてしまいます。そのため痛みや疲労を起こしてしまうのですが、筋肉には自己再生力があります。再生を繰り返すことによって、筋肉がどんどん強さを増していくのです。

この筋肉を修復するために分泌されるのが成長ホルモンであり、成長ホルモンは肌の再生力にも必要不可欠なものです。

特に敏感肌の場合、この成長ホルモンの分泌が少ないこともあるため、筋トレで分泌量を増やすことは、肌にも良い影響をもたらします。

肌の新陳代謝であるターンオーバーが整うことで、新しく健康な肌が、正常に生まれ変われやすくなるでしょう。

敏感肌はターンオーバーの周期が早く、未熟な肌が表面に出てきてしまうこともあります。そのためバリア機能が十分に働かずに、外的ダメージに負けてしまうことも。

ターンオーバーを整えることで、すこやかな肌が生まれやすくなり、バリア機能によって肌が守られるようになります。

バリア機能については以下の記事で詳しく解説しています。

肌のバリア機能

敏感肌とは?ケアする上で知っておきたい基礎知識

2018年7月27日

さらに、肌の奥深くにある真皮には、肌の潤いを保つための成分が常に生み出されるように。成長ホルモンによって細胞を活性化させることにより、うるおい成分の生成も活性化されるでしょう。

肌表面と肌の奥の状態が整うことで、敏感な肌質を改善させる効果が期待できます。

成長ホルモンは20代をピークに徐々に減ってしまうため、年齢を重ねるほどに運動によって補う必要があります。

エイジングケアも気になる方は、スキンケアのようなお手入れのほかにも、筋トレを取り入れるのがおすすめです。

美肌を作る簡単な筋トレの方法

運動習慣のない人が、突然運動を始めるのは容易なことではありません。まずは簡単にできる方法から始めてみましょう。

おすすめの筋肉トレーニングは、スクワットです。これなら場所をとらず、室内でも静かにおこなうことができます。

脚には体中にある筋肉の、約7割が存在しています。ここを鍛えることにより、成長ホルモンを多く分泌させることが叶うでしょう。

下記のように、太ももに負荷をかけるスクワットをおこなってみてください。

  1. 足を肩幅より広めに開き、つま先を少し外側に受けて立ちます。
  2. 姿勢をまっすぐに保ちながら、膝を曲げて腰を落としていきます。
  3. 膝が直角に曲がったら、しゃがまないように、状態を元に戻します。

コツは背中を丸めないこと。腕は頭の後ろや胸で組んでもいいですし、前に伸ばしても構いません。

ゆっくりとおこなうこと、膝を曲げたときに一番苦しい所で止めることで、より負荷がかかりやすくなります。

回数は無理をせず、少しキツイというところまで頑張ってみましょう。

「筋トレをしすぎて、筋肉がムキムキになってしまうのでは?」と心配される方もいますが、外見から分かるほどの筋肉をつけるには、相当の負荷をかけなければ難しいもの。

まして女性は筋肉がつきにくいため、スクワットで脚がムキムキになってしまうことはありませんので、心配せずにおこなってください。 

ストレス肌は運動で解消させる

敏感肌にとって、ストレスは肌に影響することも。適度な運動には、ストレスを解消させる効果もあるため、運動する習慣を取り入れるのがおすすめです。慢性的なストレスは、なかなか自分では気づきにくいもの。体に影響をあらわしていても、その原因がストレスと気づけない人も多くいます。

運動習慣を取り入れることにより、ストレスを自覚していなくても、自然と発散させることができるようになります。そのため、ダメージを積み重ねるリスクを減らすことができるのです。

運動不足という方は、ぜひ健康のためにも運動する習慣を取り入れてみましょう。

運動をし始めてから、肌の調子が整うという方もいます。敏感肌にとっても、良い効果をもたらすかもしれません。

せっかく運動をするのなら食事や睡眠も!

運動習慣を身に着け、成長ホルモンの分泌を増やしても、不規則な食事や睡眠では、効果は半減してしまいます。

せっかく筋トレをおこなうのですから、食事には筋肉を作るのに役立つ食材を取り入れてみましょう。

より良い筋肉を作るためには、タンパク質が重要です。肉や魚、卵のような動物性タンパク質と、大豆製品からとれる植物性タンパク質をバランスよく摂取してください。

タンパク質は体を構成する栄養素のため、肌にとっても必要なもの。もちろん、敏感肌にとっても大切な栄養素のため、意識して摂取するようにしましょう。

食生活については以下の記事も参考にしてください。

食生活

あなたの食生活は大丈夫?敏感肌の人に本当に必要な2種類の栄養素

2018年8月9日

質の良い睡眠は、成長ホルモンの分泌にも効果をもたらします。運動をしたあとは、体をリラックスさせる副交感神経が優位に働きやすくなるため、睡眠効果を上げることもできます。

寝つきが悪い、睡眠時間は充分なのに、寝た気がしないという方は、ぜひ運動を取り入れてみてください。運動には睡眠の質を上げる作用もあります。成長ホルモンを増やすには、一石二鳥の相乗効果をもたらしてくれるでしょう。

まとめ

スキンケアやサプリメントによるケアをおこなっているのに、肌の調子がいまいち整わないという方は、ぜひ運動をおこなってみましょう。ホルモンの分泌を増やすのは、外から与えるだけのケアではなかなか難しいもの。体内を刺激し、みずから生み出す努力が必要になります。

肌の弱い敏感肌こそ、すこやかな肌を育ててくれる有酸素運動や筋トレが不可欠かもしれません。ぜひ、無理のない範囲で、体に良い運動習慣を取り入れてみてくださいね。