肌の強さに自信がないと、極力メイクをしない方がいいのでは?と心配してしまう方もいますよね。
しかし、美しい発色で頬を染めて質感を美しく見せながらも、引き締まった小顔に見せることができるチークを使わないのはもったいないもの。
敏感肌でも安心できるチークを使用すれば、きっとメイクの楽しみを存分に味わえるはずです。
敏感な肌にも嬉しいチークと、その使い方についてご紹介します。
Contents
パウダー?クリーム?敏感肌におすすめのチークとは?
敏感肌にはパウダータイプとクリームタイプ、どちらのチークが適しているのでしょうか?
これに対する回答としては、つけ心地も軽く、クレンジングしやすい点から、パウダーの方が敏感肌向けと言えるでしょう。
ですが、クリームタイプも商品によっては保湿成分が配合されており、肌に優しいものがあります。また、ツヤを作り出すことによって、肌を健康的に美しく見せてくれる効果があるのも魅力的です。
どちらを選んでも構いませんが、チークは肌の広範囲に塗布するものです。刺激の少ない処方のものを選びましょう。
チークは道具選びがポイント
チークは道具の選び方次第で、肌に負担をかけずに、キレイにのせることができます。ぜひポイントを押さえ、肌に優しいのせ方を覚えておきましょう。
パウダータイプのチークをつける方は、大きくて毛先の柔らかなブラシを選んでください。ブラシの毛が固いと、肌にとっては強い刺激となり、チークをつけるたびに肌を傷つけてしまいます。
また、小さなブラシを使用すると、何度も肌をこすらなければいけません。大きく柔らかな毛のチークブラシを使い、頬にフワっとのせましょう。発色がいいチークを選べば、一度でしっかりとのせることができます。ただし濃いチークは修正が難しくなるため、手の甲で色味を調整してから頬にのせましょう。
肌に負担がかからないクリームチークの塗り方とは?

自然な発色が人気のクリームチークを使う場合には、肌に優しい処方のものを選んでください。肌に密着しやすい分、敏感肌向けの処方がされたチークを選ぶのがいいでしょう。
保湿成分や美容成分の入った、肌にのせ続けても安心できるものを選ぶのがおすすめです。
クリームチークは指で塗布します。頬にスタンプをのせるようにトントンとのせ、優しくなじませるのが基本ののせ方です。
敏感肌の方は、このとき肌をこすり過ぎないよう、力を入れないように気を付けてください。優しい力加減の薬指でそっと伸ばすと、肌にも負担がかかりにくいです。
指先で広げるのが難しい場合には、スポンジやシリコンパフを使うと便利です。指先よりも大きな道具を使うことで、力加減が分散され、肌に強い刺激を与えずにすみます。
グイグイと力任せに広げず、そっと小刻みに叩くように、トントンと丁寧に伸ばしていきましょう。
チークの成分は色素に注目
チークは鮮やかに発色するものですから、色素に注目してみてください。チークに使用される着色料は主に、タール色素と天然色素の2タイプに分かれ、下記のように表示されています。
- タール色素:赤色○○号、黄色○○号など
- 天然色素:コチニールやグンジョウなど
ただし、タール色素の中でも染料と顔料に分かれ、さらに染料のなかには敏感肌に不向きな成分もあります。タール色素は、とてもキレイに発色するという特徴を持っています。色も大切だけれど、安心して使用したいという方もいるでしょう。できる限り敏感肌用のものや、メイクオフしやすい製品を選んでください。
敏感な頬にも使えるチーク4選をご紹介
敏感肌にもおすすめのチークをご紹介します。ナチュラルなものからモードなタイプまで、自分のイメージに近いものを探してみてください。
パウダータイプ2つと、クリームタイプ2つをご紹介しますが、ブランドによってはパウダーとクリーム、両方を扱っているところもあります。興味のあるブランドを見つけたら、ぜひ、他商品もチェックしてみてください。
トゥヴェール ミネラルチーク
高純度ミネラルを使用した、ふんわりとしたチークです。肌になじみやすいお粉とカラーで、明るく立体的な顔を作り出します。
タール色素が入っていないタイプですが、プチプラ価格で、敏感肌の方でもデイリー用として使いやすいタイプでしょう。
カラーは明るめが多く、4色中3色がピンク寄りです。淡く優しいチークカラーがお好みの方におすすめです。重ねて濃淡を調整するのもいいですし、数色混ぜて好みのカラーにすることもできます。
セルヴォーグ カムフィー ブラッシュ
天然由来成分と美容成分にこだわった、セルヴォーグのチークカラーです。シリコンや鉱物油、パラベンなどを配合せず、合成香料や紫外線吸収剤も含んでいません。
密着パウダーによって肌にピタリとフィットし、頬を血色良く見せてくれる鮮やかさが魅力です。スクワランを配合し、保湿力がプラスされていることも敏感肌には嬉しい処方かもしれません。
カラバリが豊富で、ピンク系、オレンジ系、レッド系、ブラウン系と、ベージュ系2色から選ぶことができます。どのカラーもモード感あふれ、洗練された顔を作り出すことができます。
また、ハイライトカラーが別途入っているため、好みのツヤに調整することもできます。
ETVOS ミネラルリップ&チーク
こちらは頬だけでなく、唇にも使えるカラーアイテムです。ヘアメイクアップアーティストの河北祐介さんと、ETVOSによるコラボアイテム。
パーム状のクリアなチークカラーが、頬の内側から発色するように色づくため、健康的な肌質に見せることができます。
低刺激処方で甘草エキスやカミツレ花エキスを配合しているため、肌荒れ防止にも。キメを整えるビタミンC誘導体や、ハリを保つシロバナルーピン種子エキスなどを加えているため、肌の老化が気になる方にもおすすめです。
タール系色素や界面活性剤を配合せず、クレンジングフリーでメイクオフできます。何度も重ねなくても、手間をかけずに発色するため、クリームタイプでも肌への負担は少ないでしょう。
ヘルシーからセクシーまでそろえた、鮮やかな3色のカラーから選ぶことができます。
AQUA・AQUA オーガニッククリームチーク
国産オーガニックコスメブランドAQUA・AQUAのクリームチークは、クリームでありながらも、頬に塗ればサラッとした使用感に。
肌にフィットするため、カラーが長持ちします。ヘルシーな血色感を生み出しますが、ナチュラルカラーのため、初心者でも使いやすいという特徴も持っています。
重ね塗りでしっかり発色するため、好みの血色感を楽しむことができますね。
また、オーガニック成分であるマカデミアナッツ油とシイクワシャー種子のオイルを配合し、乾燥しやすい頬をうるおす効果もあります。
クリームタイプですが、石鹸でオフできるよう処方されているため、毎日のメイクに使いやすいタイプです。
まとめ
乾燥しやすく、広い頬につけるものですから、チークにも安全性を求めたいものです。
血色よく見せたり、小顔に見せたりと、さまざまなメイクアップ効果を見せてくれるチークが欠かせないという方もいるでしょう。くすみを払い、パッと明るく見せてくれるチークは、ファンデでは隠しきれなかった肌のアラを、ごまかしてくれる効果も期待できます。
さまざまなブランドから、個性的かつ使いやすいチークが発売されているため、ぜひチェックしてみてください。